プティ・ヴィオロン

プロイセンの宮廷から ~フリードリヒ大王の宮廷楽士たち~

2 3月 2018

20180302表20180302裏

東京藝術大学130 周年記念(応援プログラム)

2018年3月2日(金)19:00開演(18:30開場)

杉並公会堂  小ホールにて
(荻窪駅(北口)から徒歩約7分)

大好評の中無事終演致しました。たくさんのご来場ありがとうございました!

☆演目
カール・ハインリヒ・グラウン:歌劇《チェーザレとクレオパトラ》序曲
ヨハン・ゴットリープ・グラウン:シンフォニア ニ長調
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ:フルート協奏曲 ホ短調
ヨハン・ゴットリープ・ヤニッチュ:シンフォニア 変ロ長調
フランツ・ベンダ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:シンフォニア(交響曲) ト長調
※曲目は変更になる場合があります

☆チケット料金(税込)
S席    4,000円
S席ペア券 7,500円
A席    3,000円

☆出演
指揮、ヴァイオリン独奏:佐藤駿太
フラウト・トラヴェルソ独奏:吉崎恭佳

ヴァイオリン:出口実祈、堀内由紀、池田梨枝子、阪永珠水
ヴィオラ:石井弓奈
チェロ:野津真亮、小林奏太
コントラバス:角谷朋紀
チェンバロ:佐藤理州

☆後援
東京藝術大学音楽学部同声会

栄華を極めるフランスのヴェルサイユ宮殿から北東におよそ800km、プロイセンのポツダムでは才気溢れる若き国王フリードリヒ2世が政務の傍ら、彼の宮廷楽士たちと共にほぼ毎晩のように演奏会を催していました。そのプロ並みの音楽の才能とフルートの技量を持った彼に召し抱えられたのはヨーロッパ随一の音楽家ばかりで、国王の好むフランス趣味を取り入れた彼らの作品はギャラント様式、また多感様式と呼ばれ独自の発展を遂げてゆくのです。
今回はそのような大王の音楽家たちの作品に、フランス・バロックのレパートリーを専門としてきたプティ・ヴィオロンが光を当てます。華麗で変化に富んだシンフォニア(交響曲の前身)を弦楽合奏で、流麗で伸びやかな旋律の協奏曲を主宰自らのヴァイオリン独奏と、スイス留学中である吉崎恭佳のフルート独奏でお楽しみください!

管弦楽組曲でつづる音楽悲劇とバレ

3 3月 2017

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2017年3月3日(金)19:00開演(18:30開場)

かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールにて
(京成電鉄 青砥駅(西口)から徒歩約7分)

無事終了致しました。たくさんのご来場ありがとうございました!

☆演目
ジャン=バティスト・リュリ:音楽悲劇「アティス」(1676年)、「アルミード」(1686年)
アンドレ・カンプラ:オペラ=バレ「優雅なヨーロッパ」(1697年)
ジャン=フィリップ・ラモー:オペラ=バレ「優雅なインドの国々」(1735年)
より各抜粋

☆チケット料金
一般前売4,000円 当日4,500円
学生前売3,000円 学生当日3,500円
ペア券前売7,500円 ※こちら(公式)のみの取り扱いとなります

管弦楽:古楽アンサンブル「プティ・ヴィオロン」
主宰・指揮:佐藤駿太
リコーダー:菅沼起一、大塚照道
フルート:岩崎花保、釣巴留香
オーボエ:荒井豪、小花恭佳
ヴァイオリン:出口実祈阪永珠水、池田梨枝子
ヴィオラ:石井弓奈、齋藤澪緒、髙橋奈緒、吉田爽子
ファゴット:守屋有紀、長谷川太郎
チェロ:島根朋史、永瀬拓輝、山田慧
通奏低音:石川友香理(チェンバロ)、上田朝子(リュート)

「管弦楽組曲」とは、フランス風序曲が冒頭に置かれ、その後に舞曲が続くというバロック時代のオーケストラのための楽曲形式です。かのジャン=バティスト・リュリ亡き後、フランス宮廷では彼を偲んでその音楽悲劇などから序曲と舞曲を抜粋し、組曲に仕立てて演奏していました。それがドイツに渡り、やがて独立した形式となってテレマン、J.S.バッハなどによりリュリのそれに匹敵するほどの傑出した作品が生み出されてゆきます。
今回、プティ・ヴィオロンはこうした管弦楽組曲の形式に沿い、リュリとその後のカンプラ、ラモーといったフランスの作曲家の有名な舞台作品の抜粋を器楽のみでお届けいたします。あまりに作品が壮大なゆえになかなか聴くことができない珠玉の作品たちを聴ける、この機会をどうかお見逃しなく!

フランス・バロックの祝典

21 8月 2016

合唱団フォンス・フローリス結成10周年記念演奏会

合唱団フォンス・フローリス結成10周年記念演奏会


2016年8月21日(日)  14時開演
上野学園石橋メモリアルホールにて

無事に終演いたしました!
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

プティヴィオロン参加メンバー
佐藤駿太
出口実祈
阪永珠水
石井弓奈
島根朋史
菅沼起一
長谷川太郎
上田朝子

麗しのグラン・モテ

15 3月 2016

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2016年3月15日(火)
開場19:00(開演19:30)

東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂にて

無事終了致しました。たくさんのご来場ありがとうございました!

★出演
指揮:佐藤駿太
独唱:鏑木綾、金沢青児、富本泰成、櫻井元希、春日保人
合唱:神山直子、菊地薫音、小林恵、眞弓創一、輿石まりあ、小沼俊太郎、高久桂、小池優介、花井哲郎

♪プティ・ヴィオロン
リコーダー:菅沼起一、大塚照道
オーボエ:荒井豪、小花恭佳
ファゴット:守屋有紀
ヴァイオリン、ヴィオラ:出口実祈阪永珠水、宮崎美里、石井弓奈、佐々木梨花、天野寿彦
チェロ:山田慧、松本亜優
通奏低音:石川友香理(Org)、折口未桜(VdG)、上田朝子(lute)
音楽助監督:村上惇

★曲目
アンリ・デュ・モン
グラン・モテ「わが魂よ、主を讃えよ」 詩篇102(103)番
フランソワ・クープラン
「1声と2声のルソン・ド・テネブレ」より「聖水曜日のための第一ルソン」
マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ
司教叙階式のための序曲 H. 536
ミシェル=リシャール・ド・ラランド
グラン・モテ「われ主に感謝せん」(第1稿) 詩編110(111)番 S.56/i

★チケット
前売:一般3000円(学生2500円)
当日:一般3500円(学生3000円)

17世紀から18世紀のいわゆるバロック時代、フランスでは太陽王ルイ14世に代表される絶対王政の下、豪華絢爛な宮廷文化が花開いていました。その中で育まれた音楽もまた、作曲家ジャン=バティスト・リュリを始めとしたヴェルサイユ楽派として独特の世界を作り上げています。今回はこうしたバロック時代のフランス音楽の中でも注目すべき、教会音楽に焦点を当てました。良く知られているJ.S.バッハの教会カンタータに近い、「グラン・モテ」と呼ばれる合唱と管弦楽の宗教曲には巨匠アンリ・デュ・モンとド・ラランドの2曲を、併せてクープランの名高いルソン・ド・テネブルとシャルパンティエの序曲も演奏いたします。壮麗な響きの空間で、フランス・バロックの宗教曲に耳を傾けてみませんか・・・。

フランスの料理とカンタータの夕べ

28 10月 2015

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2015年10月28日(水)、30日(金)の2日間開催
開場18:30
お食事19:00
コンサート20:00

ブラッスリー ラ・ムジカにて(目白駅徒歩1分)

両日共に予約完売でした。ご来場ありがとうございました!

★出演
鏑木綾(ソプラノ)、プティ・ヴィオロン(古楽アンサンブル)
プティ・ヴィオロン:
 佐藤駿太出口実祈(ヴァイオリン)
 折口未桜(ヴィオール)
 石川友香理(クラヴサン)
 上田朝子(リュート)

★曲目
ニコラ・ベルニエ(1664-1734)
 フレンチ・カンタータ集第3巻より「コーヒー」
フランソワ・クープラン(1668-1733)
 トリオ・ソナタ 「少女」
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)
 2つのヴァイオリンのためのソナタ集より ソナタ第2番
ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737)
 サンフォニー付き独唱カンタータ集第1巻より「ディドンの死」

★チケット
6000円(3500円のディナーコース含む・ドリンク別)

18世紀初頭、イタリア音楽が流入する中で、伝統的なフランス音楽との融合を目指し生まれたフレンチ・カンタータ。今回はその「趣味の融合」に焦点をあて、クープランが若き日に試みたトリオ・ソナタ、融合を完成したといえるルクレールのソナタもラインナップ。美味なフランス料理に満足した後は、親密な空間で室内楽に酔いしれてはいかが?

太陽王の愛した舞踏と音楽

27 2月 2015

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2015年2月27日(金)
18時30分開場
19時00分開演
杉並公会堂小ホールにて

予約完売!ありがとうございました!!

指定席:S席3500円 A席3000円 B席2500円
(当日券: S席4000円 A席3500円 B席3000円)

演奏:金子浩(特別ゲスト・リュート)佐藤駿太(指揮)/
小林恵(ソプラノ)/鏑木綾(ソプラノ)/乙顔有希(アルト)/渡辺研一郎(テノール)/高久桂(バス)/プティ・ヴィオロン(古楽アンサンブル)
ダンス:岩佐樹里/澤田優子/武田牧子/三上夏子/熊田恵/聖和笙

いやあすごい、これ本気です・・・
 本当にガチフレンチですよ――(佐藤駿太)

昨年、パーセルの歌劇「ダイドーとエネアス」で好評を博した少数精鋭古楽アンサンブル
「プティ・ヴィオロン」、待望の第2回公演。
今回は古典舞踏との共演と、新進気鋭の歌手と日本を代表するリュート奏者、金子浩をゲストに迎えた総勢20名の豪華オーケストラで、その名にふさわしいガチ・フレンチ・プログラムをお送りいたします!

曲目:

*「夜のバレ」(1653年) 序曲 Ballet de la Nuit>(1653) Ouverture

ミシェル・ランベール (1610-1696) Michel Lambert
 「1、2、3、4声と通奏低音のためのエール集」より 
*「あなたの蔑みは毎日」 「私の恋人の影」
 ”Vos mepris chaque jour” ”Ombre de mon amant”

ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726) Michel-Richard Delalande
*「第2ファンタジーまたはカプリース(国王がたびたび所望した)
 

ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687) Jean-Baptiste Lully
*「アムールの勝利」(1681年)より 「アポロンのアントレ」 
(1681)  “Entrée d’Apollon”
*「ペルセ」(1682年)より抜粋 (1682)  Extraits
*「町人貴族」(1670年)より 「トルコ人の儀式のための行進曲」
(1670)  “Marche pour la cérémonie des Turcs”

アンドレ・カンプラ (1660-1744) André Campra
*「優雅なヨーロッパ」(1697年)より抜粋 (1697) Extraits

プティ・ヴィオロン:

Dessus de Violon
出口実祈
阪永珠水
吉田爽子

Haute-contre de Violon
石井弓奈
高橋奈緒

Taille de Violon
長山恵理子
後藤作樂

Quvinte de Violon
丸山 韶
宮崎 美里

Basse de Violon
折口未桜* (ヴィオラ・ダ・ガンバBasse de Viole)
大軒由敬(チェロVioloncelle)
山田慧(チェロVioloncelle)

リコーダーFlute a bec
菅沼起一
大塚照道

オーボエHautbois
荒井豪
北康乃

ファゴットBasson
守屋有紀

チェンバロClavecin
石川友香理

バロック・ギターGuitare baroque/テオルボTheorbe
金子浩(特別ゲスト)
上田朝子

パーセルオペラ『ダイドーとエネアス』

18 11月 2014

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2014年11月18日(火)
19時00分開場
19時30分開演
大田区民プラザ 小ホールにて

無事に終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました!

前売券: 4000円
当日券: 4500円

指揮佐藤駿太
演出:鈴木麻由  塙 翔平

キャスト
ダイドー:鈴木麻由 
エネアス:平澤巧 
魔女:福島千尋 
ベリンダ:清水理沙 
第二の侍女:岡崎陽香 
精霊:品村紗佑里 
水夫:野村京右 
合唱:フォーラ・ディ・ノヴェンブル

演奏:プティ・ヴィオロン 
ヴァイオリン:出口実祈、長山恵理子、石井弓奈阪永珠水
ヴィオラ:和田泰平、川上拓人 
チェロ:松本亜優、大軒由敬 
リコーダー:菅沼起一、大塚照道 
ヴィオローネ:杉木華子 
チェンバロ:石川友香理
テオルボ:上田朝子

パーセル:「ダイドーとエネアス」

トロイア戦争に敗れ、国を再建するべく祖先の地イタリアを目指すトロイア王子エネアスは、嵐により旗艦が難破し北アフリカのカルタゴに漂着します。同じく祖国を追われ、まだカルタゴに新しく国を興したばかりの女王ダイドーはエネアスに同情し歓待しますが、やがて二人は互いに愛し合うようになります。人々は二人の愛を祝福しますが、栄えあるものを恨む魔法使いと魔女たちはこの愛を引き裂き、ダイドーを破滅させようと画策、ジュピターの使者である精霊(マーキュリー)に化け、エネアスにすぐさまカルタゴを出発するよう偽の命令を告げます…。